今年度から学校教育法が改正され、市町村立学校における義務教育学校の設置が可能となりました。義務教育学校とはこれまでの小学校と中学校を一つの学校として、9年間の一貫した教育課程で学ぶことができる学校のことをさします。ただ単に小学校と中学校を合わせただけなのか?それとも、全く新しい学校の在り方なのか?すでに道内では斜里町立知床ウトロ学校(2016.5月視察)と中標津町立計根別学園の2校です。このほかにも義務教育学校への移行を検討している自治体が道内にいくつかあります。
今回は計根別学園視察についてお伝えします。
ジオパークを知ってますか?地学的に価値のある地形や地質を保全し、環境教育や観光と連携した取り組みを進める地域を認定したものですう。道内には日本ジオパークに認定された地域が5ヶ所、そのうち洞爺とアポイ岳(様似町)は世界ジオパークに認定されています。今回は世界ジオパークとして認定され、先進的な取り組みをしている島根県隠岐島を中心とした隠岐ジオパークを調査しました。
また、翌日は「島留学」で全国から生徒が集まる隠岐島前(どうぜん)高校の視察を行いました。高校のある海士(あま)町。人口流出で閉校の危機があった同校を島一丸となって存続に向け取り組んだ結果、今では島留学を希望する生徒の入学枠を設定するほどまでになりました。。単に島外から生徒を集めるのではなく、海士町、高校には生徒を引き付ける魅力ある学校づくりがありました。
JR北海道の路線維持が大きな課題となっています。10線区13区間のバス転換を含めた見直しは沿線自治体に暮らす住民にとって大きな影響を与えるのは必至です。こういった中、島根県江津市から広島県三次市間100キロを走る三江線が来年廃止となります。沿線自治体およびJR西日本が一体となって路線存続に向け社会実験を行なってきました。また、一度廃線となった可部線の一部区間が電化延伸という形で3月のダイヤ改正に合わせ復活します。私たち北海道において、参考になる点はないのか、調査を行いました。
松浦武四郎が北海道と明治政府に命名を進言してから来年で150年が経ちます。道は北海道命名150年事業を計画し、北海道博物館で企画展を実施する予定もあります。
僕も先の定例会で150年事業の在り方について質問をしました。松浦武四郎の地元は三重県松阪市。松阪市にある記念館の視察を行いました。
合わせて、愛知県犬山市の明治村を訪問し、文化財の保存状況や遊脚の取り組みについて意見聴取を行いました。